コーポレートサイト以外のオウンドメディアを構築するとき、ドメインはどうしたらいいか悩みますよね。

オウンドメディアを構築する際のドメインの選択肢には、サブドメインやサブディレクトリ、さらには独自ドメインを取得する方法もあります。どのドメインにもメリットデメリットがあります。ドメインの仕組みを理解し、自社がオウンでメディアを構築する目的と照らし合わせたうえで、その目的に適したドメインで選ぶことが重要です。

そこで今回は、オウンドメディアを構築するときに最適なドメインの選び方についてお伝えします。

オウンドメディアを構築する目的って何?

さまざまな企業が取り組むようになってきた「オウンドメディアマーケティング」。オウンドメディアは、自社が所有するメディアを意味し、コーポレートサイトやブログ、TwitterやFaceBook、広くはカタログや冊子なども含んだメディアを示す言葉です。なかでも特に、コーポレートサイト以外に企業が運営するWEBマガジンやブログだけのことを指して「オウンドメディア」と呼ぶことも多くあります。そして、今回取り上げるのは、後者のオウンドメディアであるWEBマガジンやブログについてです。

コーポレートサイトがあるのに、なぜ別にオウンドメディアを構築する必要があるのか疑問に思う人もいるでしょう。

コーポレートサイトは、企業の考えや情報を伝えるメディアとして立ち上げることがほとんどで、メインとなる役割は企業案内です。企業案内だけでは、サイトへの集客は難しく、注目を浴びるようになったのがWEBマガジンやブログなどを通じて、ユーザーに役立つ情報を提供することで、企業とユーザーの架け橋となってくれるオウンドメディアだったのです。

どんなドメインあるの?

コーポレートサイトを所有している会社であれば、すでにドメインを取得していますよね。その場合、新たに構築するオウンドメディアのドメインはどうすればいいのでしょうか。まずは、ドメインの種類から確認していきましょう。

サブドメインとは?

サブドメインは、すでに企業がもっている既存のドメインを区切って使用する方法です。例えばすでにあるドメインが「https://〇〇〇.com」だった場合、サブドメインは「https://△△△.〇〇〇.com」のように文字列を挿入して作ります。既存のドメイン名は含まれているものの、ドメインとしては独立したものとして扱われます。

サブディレクトリとは?

サブディレクトリも、サブドメイン同様、既存のドメインを区切って使用するのですが、区切り方が異なります。「https://〇〇〇.com」という既存のドメインに対し、「https://〇〇〇.com/△△△」というように、ドメインの後方に文字列を追加します。
ドメインの配下で区切ることになるので、独立したドメインにはなりません。そのため、同じドメインの配下にあるコーポレートサイトと内容が大きく異なるオウンドメディアには適しません。

独自ドメインという選択肢

既存のドメインを活かしたサブドメインやサブディレクトリ以外にもオウンドメディア用に新たに独自のドメインを取得するという選択肢もあります。詳細については後述します。

サブドメインのメリットデメリット

オウンドメディアを構築するときに選ばれることの多いサブドメインのメリットはどんなところにあるのでしょうか。

ドメインの下層として扱われるサブディレクトリに対し、サブドメインは独立したドメインとして扱われます。新規でドメインを取得すると、コストも運用の手間もかかりますが、その労力を軽減しながらも、独立したドメインとしてメディアを運用することができます。

ただし、メインとなるドメインの使用を止めるときには、サブドメインの運用だけ続けるわけにはいきません。メインのドメインの稼働状況に準ずるということを忘れないようにしましょう。

また、メインとなるドメインがSEOの評価が高い場合や知名度がある場合には、そのドメインの力を活かすことができるので、好条件でメディアの運用をスタートさせることができます。

一方、メインとなるドメインの評価が低い場合には、その評価を引き継いでしまうというリスクがあります。コーポレートサイトの運用状況を考慮して、サブドメインにすることが効果的かどうかを検討しましょう。

オウンドメディアに適しているのはどのドメイン?

サブドメインもサブディレクトリも、URLにコーポレートサイトと共通する文字列が含まれているので、企業とオウンドメディアのつながりが明確です。

SEOの評価の高いドメインであれば、その力を有効活用できるので問題ありませんが、企業との関連性を感じさせることのない中立なメディアとしてオウンドメディアを構築したい場合には、企業名が特定されるドメインにはしたくないものです。

そんなときにおすすめなのが、オウンドメディア用に独自ドメインを新たに取得するという選択肢です。独自のドメインであれば、メインのドメインの稼働状況に影響されることもありません。独自のメディアとして運用することができ、コーポレートサイトからの影響を受けることなく、さまざまな取り組みを行うことができます

ドメインの取得にコストや労力は少し必要になりますが、独自ドメインでの運用も検討してみましょう。

さて今回は、オウンドメディアを構築するときのドメインの選び方についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

インターネット広告の限界を感じた企業が、SEO対策に力を入れるようになり、検索エンジンがコンテンツの内容を重視するようになってきたことから、コンテンツSEOに取り組む企業が増えてきました。オウンドメディアへの取り組みもそのひとつです。

企業名や既存ドメインの力を活かしたメディアにしたいのか、企業名を出さない中立な立場のメディアを作りたいのかを明確にし、自社の目的に適したドメインを選びましょう。

オウンドメディアの構築には目的に合ったドメインを選ぼう

  • 「サブドメイン」は、メインのドメインの力を借りつつも、独立したドメイン
  • 「サブディレクトリ」は、メインのドメインの下層に作ることができる区切り
  • サブドメインもサブディレクトリも、メインのドメインの影響を受ける
  • 企業の立場からではない中立なメディアを作りたいときには独自のドメインを

オウンドメディアの構築を始める前に、どんな目的でどんなメディアを作りたいかを明確にしておきましょう。その目的によって、どのドメインを選ぶべきかは自ずとみえてきます。一度作り上げたメディアを移行するのは簡単ではありません。後々のリスクも考慮したメディア作りに取り組みたいですね。