リスティング広告で上位表示を狙う手段として最初に思い浮かぶのは入札単価を上げることですよね。

もちろん、オークション形式であるリスティング広告において、入札単価をより高く設定することは、上位表示される条件のひとつではあります。しかし、入札単価を高くするだけでは、ただただ広告費を無駄遣いすることにもつながりかねません。限られた広告費を有効活用するためにも、できるだけ低い金額で上位表示を狙いたいですよね。

リスティング広告は、広告の品質スコアを改善することで、入札単価を抑えても上位表示を狙うことができます。そこで今回は、品質スコアを改善し、入札価格を減らしながらも広告を上位表示させる方法についてお伝えします。

広告を上位表示させるのに必要な条件

ranking123リスティング広告の掲載の有無や掲載順位を決定する基準となる項目は次の2つです。

  • 入札単価
  • 広告の品質

リスティング広告は、それぞれの広告枠に掲載を希望している広告のうち、オークションで選ばれた広告が掲載されます。オークションなので、高い金額を提示した広告が有利になるというのは、感覚的に理解しやすいところでしょう。

しかし、検索連動型と言われるリスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードと関連している広告であることが前提となります。検索したユーザーにとって必要でない情報は、たとえ入札単価が高く設定された広告であっても検索結果の画面に掲載する価値がないと判断されます。

ユーザーにとって必要な情報かどうかを評価する指標が「広告の品質」です。入札単価と広告の品質のかけ合わせたうえで、広告の掲載順位が決定されています。

広告の品質を高くするにはどうする?

広告の品質を示す指標に「品質スコア」があります。厳密にいうと、「品質スコア」はGoogle Adwordsで使われている指標で、Yahoo!スポンサードサーチでは「品質インデックス」と呼ばれています。

広告の品質を評価する「品質スコア」とは一体どんなものなのでしょうか。詳しくみていきましょう。

品質スコアってなに?

「品質スコア」は、キーワードに対応する広告の品質を評価した数値です。1~10で評価され、10に近い数字ほど広告の品質が高いことを表しています。品質スコアは、次の3項目を基準に算出されています。

  • 推定クリック率
  • 広告の関連性
  • ランディングページの利便性

この3つの基準によって、いかにユーザーが必要としている有益な情報を提供できているかを評価しています。

品質スコアをあげるためにできること

品質スコアの基準となる3項目はすべて、「平均より上」、「平均値」、「平均より下」の3つのステータスで評価されます。「平均より下」と評価されている項目については、ユーザーにとって有益ではないと判断されています。ただし、評価が低いということは、改善する余地があるということです。早急に見直しをすることをおすすめします。

推定クリック率が「平均より下」

推定クリック率は、特定のキーワードに対して表示された広告がクリックされる可能性を示します。推定クリック率が低い場合、キーワードと広告の関連性が低く、広告が表示されても十分な結果が期待できないと判断されています。キーワードと関連性を高める広告文に修正しましょう。

広告の関連性が「平均より下」

広告の関連性は、キーワードと広告内のメッセージがどの程度合致しているかを示します。平均より下と評価されている場合、キーワードもしくは広告文が具体性に欠けているか、広告グループに含まれているトピックが多すぎる可能性があります。同じ広告グループに入れるキーワードはなるべく少数に限定し、テーマを絞ったグループを設定しましょう。

ランディングページの利便性が「平均より下」

ランディングページの利便性は、広告をクリックしたユーザーにとって、広告の先にあるランディングページがどれくらい有益で関連性があるかを示します。利便性が低いと判断されている場合、ランディングページがユーザーに分かりづらい、ランディングページの内容がキーワードや広告と関連性が低いなどの可能性があります。ランディングページの内容を整理し、キーワードとの関連性を高める内容に修正しましょう。

今回は、広告の品質スコアを改善することで、入札単価を下げて広告を上位表示される方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?入札単価を高く設定すれば、広告が上位表示される可能性は高くなりますが、品質スコアの低い広告は、ユーザーにとって有益ではないと判断されている広告ともいえます。ユーザーにとって有益であると認めてもらうためにも、品質スコアを改善することに取り組みましょう。

まとめ

品質スコアを上げて、広告費を抑えよう

  • 広告の掲載順位を決める要素は「入札単価」と「広告の品質」
  • 広告の品質を示す指標は「品質スコア」
  • 品質スコアの基準は「推定クリック率」「広告の関連性」「ランディングページの利便性」
  • 品質スコアを改善するためには「平均より下」の項目をなくす

品質スコアが高い広告が、ユーザーにとって有益な情報を提供していると判断されているということは、品質スコアが低い広告には、どこかにユーザーにとって不親切であると判断されている要素があるはずです。
品質スコアをあげることだけを意識しすぎる必要はありませんが、品質スコアを改善することがユーザーにとって必要な情報を適切に届けることにつながるという認識を持ちましょう。