コンテンツマップという言葉はよく耳にしますよね。コンテンツマップとは、サイトのコンテンツ構成を可視化した図のことを言います。これにより、サイトの「どこに」に「どんな」コンテンツがあるのか一目瞭然になります

主にサイトの新規立ち上げや一部リニューアルの際に作成します。コンテンツマーケティングにおいて、記事投稿の頻度が重要と言われることがあります。もちろん、間違いではありません。ただ頻度以上に重要なのが初期段階のサイト設計です。サイト設計ができていないと、増やすべきコンテンツが分からず、闇雲にコンテンツを作ることになり、一体何のサイトか分からなくなってしまいます。そこで今回は、ユーザーを意識したサイト設計、コンテンツマップの作り方をお伝えします。  

コンテンツマップの必要性

コンテンツマップを作ることで以下のメリットがあります。作る手間はありますが、メリットが多いので押さえておいてくださいね。   

  • 無駄なくコンテンツ作りができる

記事をたくさん投稿しても、コンバージョンに繋がる訳ではありません。 コンテンツマップを作ることで、サイトの全体像が分かります。つまりリソースが把握できます。例えば、既存のページにコンテンツを追加した方がいい場合や、先に作るべきコンテンツがある場合には、効率的に無駄なくコンテンツを作れます。   

  • 導線設計が立てやすい

サイトの全体像が可視化することで、ユーザーが無理なくコンバージョンするまでの導線をイメージしやすくなります。コンバージョンがイメージの出来ないサイト設計では、いくら投稿してもコンバージョンする可能性はゼロのままです。コンテンツマップを作ると、現実的で無理のない導線設計が可能になります。  

  • クライアントからの理解を得やすい

チーム内やクライアントへ共有する際に便利です。コンテンツマーケティングへ取り組むことへのクライアントの理解も得やすくなり、トラブルの防止にも役立ちます。 クライアントも増やすべきコンテンツがコンテンツマップに示されているので、協力も得やすく、記事投稿の中だるみも防げます

コンテンツマップを作る5つのステップ   

コンテンツマップを作る5つのステップをお伝えします。なんら難しいことはないので、この機会にマスターしましょう!  

ステップ1.ペルソナ像の設定

ペルソナと呼ばれる「特定の1人」まで絞り込んだターゲット像を設定します。  今回はダイエットに興味のある女性向けポータルサイトを作る場合のペルソナ像を設定していきます。  

  • 性別:女性
  • 職業:会社員(経理・総務)  
  • 年代:28歳  
  • 住居:愛知県名古屋市
  • 抱えている悩み:以前と比べて痩せづらくなった。  
  • きっかけ:昔のジーンズが入らなくなったことと、肌荒れが酷くなったこと。  
  • 解決しなかった理由:やせ型だったので、自分は大丈夫と思い体型に気を使わなかったため。  

簡易的ですがこちらがペルソナ設定です。 ペルソナ設定について詳しく説明してありますので興味のある人はこちらへどうぞ。

参考記事:WEB集客目的のホームページは必ず作っているカスタマージャーニーマップとは  

ステップ2.コンテンツの洗い出し  

次に先ほど設定したペルソナ像が求めるコンテンツを考えていきます。  ダイエットとセットになる言葉を探していきます。  

例に挙げると  

  • 「ダイエット イライラ」  
  • 「ダイエット 計画」  
  • 「ダイエット 食事」  
  • 「ダイエット 運動」  
  • 「ダイエット サプリメント」  

等が挙げられます。  「イライラ」「計画」「食事」「運動」「サプリメント」を軸に広げていきましょう。 例えば 「ダイエット→感情→イライラ→解消法 」 など連想ゲームの様に、言葉をどんどん広げていきます。 この作業は複数人で行うのがベストです。1人で行う場合、キーワード数が行き詰まることがあります。その場合はキーワードサジェストツールなどを利用するのもいいでしょう。 次のステップで確認を行うので、この段階では、できるだけ多く出すことを意識してください。同様に他のキーワードも展開していくと、次の図の様になります。  こうしてペルソナ像が求めるコンテンツ内容を洗い出します。  コンテンツ案

ステップ3.洗い出したコンテンツの見直し  

ステップ2でコンテンツの洗い出しを行いました。ステップ3では、「本当に狙っているターゲットは洗い出したコンテンツに興味があるか?」という視点から検討、見直しを行っていきます。これもあれもと、コンテンツに組み込んでいくと結局、誰に何を知ってもらうためのWebサイトかぶれてしまうので、シビアに見極めることを心掛けてください。このステップも複数人での作業が好ましいです。  

ステップ4.グルーピング  

ステップ1~3まででコンテンツの方向性が決まりました。 次に行うのはサイト構成を決めていきます。 今のままだと、ユーザーにとってはかなり見づらいサイトになってしまいます。 このグルーピングでは、サイトを閲覧した人が導線的にも内容的にも快適に見てもらうための作業ですコンテンツ案(グルーピング前)

例えば、「アプリ」とコンテンツマップでは3回も出てきていますが、ユーザーのことを考えると、1つのページにまとめるべきです。ですので、ダイエットのおすすめアプリというコンテンツで「計画用」アプリ、「食事記録用」アプリ、「運動記録用」アプリを紹介してあげるべきです(赤い四角部分)。同様に、「市販」と「薬局」でサプリメントを分けて紹介する必要もありません。どちらもまとめて、ランキング内で紹介する方がユーザーにとって親切です(緑の四角部分)。基本的に階層が深く、あちこちに情報が散らばっているサイトはユーザーに嫌がられます。まとめられる箇所はどんどんまとめていきましょう。グルーピング後は次の画像の様になります。 

コンテンツ案(グルーピング後)

ステップ5.落とし込み  

ステップ4でグルーピングしたものを図にしていきます。最終確認として、「閲覧した人がスムーズにサービスを購入してくれるか?」を念頭にチェックしてください。万が一コンテンツに漏れがある場合は、ステップ4に戻り、どのコンテンツ内に含めるべきかを再度考えてみてください。  コンテンツマップこれでコンテンツマップは完成です。コンテンツマーケティングを行うのに特別なアイデアやセンスは必要ありません。ユーザーの立場に立ち、ユーザーの求めるものは何かを考える所から始まります。ぜひ、この5つのステップをマスターして、コンテンツマーケティングに活かしてくださいね。  

コンテンツマップ作成ツール   

コンテンツマップは下書きの段階では手書きで問題ありません。しかしクライアントやチーム内の打ち合わせの際にはデータ化しておきたいですよね。特にこだわりがなければExcelやGoogleスプレッドシートでも十分です。もっと凝ったものを作りたい方向けにコンテンツマップ作成ツールを紹介します。  

Mindomo

Mindomo-トップページ

画像引用:マインドマッピング ソフトウェア – ネットでマインドマップ作成|Mindomo

Mindomo

シンプルな機能と直感的な操作で使いやすいです。今回の記事で使用した画像もMindomoで作りました。基本的にはフリーで使えますが、エクスポートできるファイル形式や保存できるストレージなど一部制限があります。フリー版だと、PDFやJPEGといった主要な形式でエクスポートできないので、ブラウザ上で共有する方法が良いでしょう。  

Cacoo

Cacoo-トップページ画像引用:フローチャートが作れるオンライン作図ツール | Cacoo

Cacoo

フリーのオンラインツールです。ワイヤーフレームの作成で使われることも多いです。  こちらはデザインが凝っている分。操作には慣れが必要です。しかし慣れてしまえば、ワイヤーフレームやサイトマップ等、もろもろCacooで作れるのでぜひ使ってみてください。Mindomoと比べてCacooの方が利用者は多いです。  

まとめ

コンテンツマーケティングを成功させるために

  • コンテンツマーケティングを成功させるには投稿頻度よりもサイト設計が重要
  • 良質なサイト設計を行うためには、コンテンツマップの作成が効果的
  • コンテンツマップは5つのステップで誰でも作れる
  • ステップ1ではユーザー(読者)のペルソナ像を設定する
  • ステップ2では設定したペルソナ像の求めるコンテンツを洗い出す
  • ステップ3では洗い出したコンテンツが適当か見直す
  • ステップ4では見直したコンテンツを重複や不足がない様にグルーピングを行う
  • ステップ5ではグルーピングしたものを図にする
  • コンテンツマップの作成ツールによって時間短縮が図れるので活用すべき

コンテンツマーケティングでは、投稿頻度が重要と言われています。しかしそれ以上にサイトの骨組みにあたるサイト設計がとても大事です。コンテンツマーケティング成功のためには、良質なサイト設計は必要不可欠です。そしてその良質なサイト設計に役立つのがお伝えしたコンテンツマップです。コンテンツの洗い出し等は時間が掛かるかも知れませんが、資料作成自体はそれほど時間は掛かりません。後半でお伝えしたマップ作成ツールもあります。少しのひと手間で、取組前も取組後も楽になるので、これから取り組まれる人は、ぜひコンテンツマップを作ってみて下さいね。

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